【前編】ONSALOの社長が「オンラインサロン」を徹底的に語る
ONSALO
2021年3月28日(日曜日)

この記事は、オンラインサロン運営サイト「ONSALO(オンサロ)」の運営会社である株式会社DETAIL40の代表取締役CEO坪井大輔氏が、「オンラインサロン」や「ONSALOの取り組み」について解説した動画を記事にしたものです。

動画、記事、お好きな方をご覧ください。

YouTube「ONSALOの全てを解説!」より

▶︎スピーカー
株式会社DETAIL40 代表取締役CEO ​坪井大輔
INDETAIL代表取締役CEO / 北海道科学大学客員教授 / ​MBAホルダー


オンラインサロン市場は拡大している

株式会社DETAIL40の代表を務めております、坪井と申します。まず皆さん、オンラインサロンについてどんなイメージをお持ちでしょうか?「秘密のグループ」、「オンライン上」、「みんながわからないような情報を共有して会費を取る」みたいな。

実はあんまり良いイメージがないのがオンラインサロンなんですけれども、最近キングコングの西野さん、ホリエモンさんがオンラインサロンをやり始めまして、その市場としては若者を中心に結構拡大しています。

オンラインサロンって何?

まず「オンラインサロンって何?」というところから説明したいと思います。簡単にいうと、3つの昔からあるサービスが融合したものが、新しく提案されている近代のオンラインサロンです。

1. 「ファンクラブ」の要素

まず一つは「ファンクラブ」。今あるファンクラブといえば皆さん思いつくのがアーティストのファンクラブ。

特典としていえば、イベントやコンサートの先行予約ができるとか、特別販売グッズがもらえるとか、アーティストさんによっては特別のプライオリティのカードが送られてくるなんてことがファンクラブの特徴になっています。

これは全部オンライン上というよりも、ファンクラブになって何か特別なものが送られてくる、もしくは何か特別な権利を得るという、どちらかというとオフライン、要はインターネットではない世界のファンクラブというのが主流になっています。

2. 「ブログ」の要素

もう一つはブログ。ブログというのは日記のことで、主に有名人や著名人、タレントさんなどが発信しています。

インターネットが流行り始めてから、まずは芸能人が自分の情報や身の回りの情報のブログ・日記・文章のような物を書き始めて日記を公表するっていうところから始まったのがブログです。

これが芸能人からスタートして、一般の方も日記のようにブログを書いてみんなに公表するようになりました。

3. 「SNS」の要素

もう一つはSNS。おそらく皆さんもやったり見たりしてると思うんですけど、Facebook・ Instagram・ Twitter も含めて自分の思いを投稿したり、写真を投稿したり、動画を投稿したりするのがSNS。

新しいファンクラブの形

なのでまず、ファンクラブというものが新しいファンクラブに生まれ変わる。ファンクラブの機能が、主にオフラインでの権利やチケット、先行予約、グッズだったのがオンラインに変わる。要はインターネット上でファンクラブに入ることができる。

かつ、そのファンクラブに入って得られるリターンが、ブログやSNS のように有名人、著名人、もしくはファンクラブになりたいというオーナーさんが発信する情報やオフショット、裏話など、今まで見ることのできなかったものが SNS、ブログを通じて見ることができる。

そしてそのお金の面で年会費だったものが、IT 用語で「サブスクリプション」といいますけれども、「月額〇〇円」という支払い方でメンバーさんからお金をいただく。

この三つのサービスがバラバラだったものを一つに融合したのが今の新しいオンラインサロンになります。

オンラインサロンの特徴

ここからは、オンラインサロンが多くの人から受け入れられるようになった要素を紹介していきます。

1. 優越感や特別感を得ることができる

まず、なぜ「ファンクラブ」にはみんな入っていたのでしょうか?それはファンであるという証明を得るためです。

例えばコンサートに行ったとき、ファンクラブに入っているから特別な何かを得られたり、良い席に座れたりするように、ファンクラブに入っていることによって「優越感」や「特別感」を得ることができるのがファンクラブの特徴でした。

2. 憧れの人物の裏側を見れる

ブログで発信している内容は、実は僕らが見ることができなかった裏側の話や自宅公開、すっぴんを公開する、自分の好きな趣味などです。

このブログを見ることで、「こんな人になりたい」、「あんな人になりたい」といった目標の人物像について明確に知ることができるので、目標の対象としてブログを見ているというのが一つです。

3. 社会的欲求や承認欲求を得られる

ブログというのは、目標とする人物一人に対して一人が見に行くだけでしたが、SNSではファン同士が繋がり合う環境を作れるようになりました。いわゆる「コミュニティ」ですね。

なので、同じ憧れや目標を持った人同士が繋がることができるのがSNSです。この繋がりから得られるものは「社会的欲求」、「承認欲求」と言われるものです。

最近は仕事から社会的欲求、承認欲求を満足に得られないので、仕事はあくまでも対価を得るもので、SNSの世界において承認欲求・社会的欲求を同じ目的や憧れを持ったコミュニティで得るということをしています。

特徴のまとめ

オンラインサロンというのは、特別感や優越感、憧れ、目標、社会的欲求、承認欲求を、一つのサービスで満たすことができるということが特徴になっています。なので今、多くの人が加入し始めて、急拡大しています。

オンラインサロンが新しく登場したことによって、ファンクラブというものが明確に新しいサービス市場として確立されていく。まさにオンラインサロンはファンクラブがアップグレードしたようなもの「最新のファンクラブ」=「オンラインサロン」という認識を持っていただきたいと思います。

オンラインサロンの4つのメリット

では、オンラインサロンのメリットを説明したいと思います。

1. オーナーと双方向のコミュニケーションが可能

まずオンラインサロンというのは、「ファン」と「オーナー」に分かれます。オンラインサロンでは、一方的に見る以外に、例えばFacebook上だと返信をしたり「いいね」をしたりという双方向のコミュニケーションをとれるようになりました

2. クローズドなコミュニティなので炎上リスクが低い

もう一つはクローズドなSNSであることです。

SNSだと、ブログもそうですがどうしても発信する内容を不特定多数の人に見られますよね。多くの人に見ていただくという目的は達成できるのですが、その中にはどうしてもアンチ(反発者)の人もいます。

アンチの人は、発信者たちがちょっと良い写真を投稿すれば「金儲けか!」とか「自慢か!」みたいなことを発信してしまう。これらのコメントを見かけた時、ファンは不愉快ですよね。

しかしオンラインサロンというのはクローズドなコミュニティ。お金を払った会員の人しか見れないのでアンチの人が入ってこない。あくまでもオーナーに憧れている・目標としているような人しか入らないので、炎上リスクが非常に少なくなります。

3. CVR(最終的な成果)の高さ

もう一つは専門用語で “CVR(Conversion rate)” というものです。

ビジネス的な話をすると、今までのSNSというのはインスタグラマーだと何万人ものフォロワーを集めて、「自分は何万人にリーチできる」などといったものをベースに広告収入を得ていました。

でも何万人という人は、先ほど話したようにアンチもいるし、ただただフォローしている人も含まれる。本当に好きな人だけではありません。つまりCVR(コンバージョンレート:マーケティングの分野では「最終的な成果」)はすごく低い。

オンラインサロンでは、お金を払っている本当のファンというのは何万人という数には至らないにせよ、それに対してのCVRは非常に高いので、例えばそのコミュニティで広告を打つとか、何かを発信するといったときに、多くの人がプラスの反応をしてくれます。

なので、不特定多数の人にどうなるかわからない、CVRが低い状態で何かを発信するよりも、反応が良い人たちに発信した方がいいというのが特徴になります。

4. サブスクリプションによる安定したマネタイズモデルを確立できる

最後にマネタイズモデル。要は収益の方法になります。

先ほど、オンラインサロンは年払いではなくサブスクリプション(=月額の費用)とお話をしました。
今までのSNS収入やブログ収入というのは、例えば僕が何かを発信した情報が多くの人に見てもらうことによって、多くの人がそのブログに集まり、集まった人に対して広告を打って広告収入でお金を得るという「フリーミアム」という仕組み(ビジネスモデル)でした。

なのであくまでも順番としては、まずは発信する→多くの人が集まる→集まったものに広告を打つ→そしてお金が入る、という非常に長いスパンがかかる、かつ多くの人が集まらない限り収入にならないというデメリットがありました。

ですが、自分の本当のファンに自分のファンが喜ぶような発信をして、そのまま月額でそのファンからお金をいただくというマネタイズモデルが、企業からファンに変わることによって安定した収入を得ることができるようになっています。

ONSALO(オンサロ)とは?

我々が、この新しいオンラインサロンの市場に対してやれるべきことや課題だと感じるところはまだまだあります。

そこで新しいサービスを作って多くのオンラインサロンを開設して頂きながら、メンバーの人に喜んで頂きたい、ということを目的に作ったのが「社会応援コミュニティONSALO(オンサロ)」です。

ONSALOは、基本的に「メンバーさんはサロンオーナーを応援する」ということを目的にしています。そして、この「応援する」という気持ちが社会を応援する、寄付に回るという仕組みが加わっているのが、このサービス(オンサロ)の特徴になっています。

ですから私たちのサービス(オンサロ)では、SNSではできなかった「本当のファンを大事にする」、「本当のファンから応援される」、「本当のファンだからこそ感謝を送ることができる」ということを実現し、その結果として「寄付」を通じて社会を応援することになります。

これまでのオンラインサロンのデメリット

これまでのオンラインサロンのちょっとしたデメリットや課題を少し整理したいと思います。

1. サロンメンバーへの還元が少ない

今までのオンラインサロンというものは、「こんなことをやります」と言ってメンバーを集めて情報を発信するんですが、そのメンバーさんから月額でお金を頂くので、どうしてもサロンオーナーさんだけが儲かってメンバーに対する還元が少ない、という仕組みになりがちでした。

なので、「ちょっと発信内容が、、、」みたいな話になってくると、メンバーさんから「金儲けしてるんじゃない?」という不満が出る可能性があります。

2. サロンオーナーに偏っているメリット

あとは既存のオンラインサロンのサービスの特典が、どうしてもオーナーさんのメリットに偏っているんです。

個人で出すわけじゃなくてオンラインサロンを出すためのサービス、要は我々の「オンサロ」のようなサービスは他にも2、3種類あるんですけども、オンラインサロンのオーナーさんにはすごくメリットがあるけども、メンバーさんにはあまりメリットがない、という状態に偏っています。

ここに対してオーナーのメリットだけではなく、メンバーさんのメリットも多くしなくてはいけないだろう、というふうに我々は思っています。

3. 無料と有料の差がなく、特別感が弱い

あとはなかなか難しいんですけども、オンラインサロンにオーナーさんが投稿すると、投稿の多くが今までやっていたInstagramやTwitter、Facebookの投稿と差があまりなくなってしまう。

そうなるとメンバーさんも「お金を払っているもの」と、SNSの「無料で見られるもの」があることなります。この二つの投稿に差がなければ「お金払っている意味あるのかな?」となるわけです。

4. メンバー内の温度差

あとはですね、オンラインサロンというのは、「憧れ」や「目標」を持った複数の人が集まってできているんですけども、複数の同じ目的・憧れを持った人同士でもやっぱり差があるわけです。

例えば、Facebookであればオーナーさんが発信した情報に対して、積極的に「いいね」を押したり、「それ素晴らしいですね」「私も欲しいです」「可愛いですね」「綺麗ですね」とコメントを書く人と、一切「いいね」やコメントを書かずに見るだけの人もいるわけです。

でもメンバーさんは同じ金額、例えば月額1,000円なら毎月1,000円払っている者同士なんです。そうすると、リターン(見返り)がなければ積極的な人が少しおとなしくなってしまうので、サロン内の熱狂が生まれない状態になっていきます。

  

【後編】はこちらから


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