Facebook Live配信で「どねる」を使って投げ銭を利用する方法
ONSALO
2021年8月17日(火曜日)

最近ではライブ配信で投げ銭が行われることも少なくありません。ONSALOが利用しているFacebookでは、ライブ機能はあるものの投げ銭機能は現状存在していません。
ですが、外部ツールを利用することでFacebook Live上でも投げ銭を利用することが可能になります。そこで当記事では、無料の投げ銭サービスである「どねる」を使って、Facebook Live上で投げ銭を実装する方法をご紹介いたします。

目次

必要なもの

まずは必要なものをご紹介します。2番目の「OBS」はインストールソフトなので、パソコンに入っていない方はダウンロード&インストールをしてください。

1、どねる(投げ銭サービス)

どねるとは、無料で利用できる投げ銭サービスです。配信者としてログインするとどねアドレスという投げ銭用のリンクを発行でき、そのリンクをクリックしてもらうことで、ファンや支援者が投げ銭を実施できるというものです。

ライブ配信のための機能も充実しており、当記事ではライブ配信中に投げ銭があるとその通知を画面上に表示できるAlert Boxという機能の使い方も説明します。

Doneru(どねる)|ライブ配信拡張プラットフォーム

https://doneru.jp/

2、OBS(ストリーミング配信用フリーソフト)

OBSとは、フリーのストリーミング配信・録画ソフトウェアです。

FacebookやYouTubeをはじめとする各種ライブ配信に対応しており、自分のライブ画面に他の画面を重ねて表示するオーバーレイ機能が利用できます。

今回使用する目的は、Facebook LiveをこのOBSから行い、その際「XXさんがいくら投げ銭をしてくれました」というどねるの投げ銭通知を、配信画面に重ねて表示するためにも使用します。

OBSのダウンロードはこちら(必ずダウンロードし、インストールしてください)

(Windows 8以降、OS X 10.10以降、Linuxに対応)

3、Facebookストリームキー

OBSからFacebookLiveを配信をするためにはFacebookストリームキーというコードが必要となります(のちほど手順を解説)。

事前準備:「どねる」に「配信者」としてログインする

どねるを初めて利用する方は、以下の手順でどねるに「配信者」としてログインをしておいてください。なお、すでに配信者としてログインしたことがある方は以下の手順は不要ですのでスキップして「手順1」へお進みください。

0-1、どねるにアクセスし、「配信者ログイン」をクリック

どねるにアクセスして、「配信者ログイン」をクリックします。

0-2、GoogleまたはTwitchのアカウントでログインする

ログインには、Google または、Twitchのいずれかでログイン可能です。当記事ではGoogleでログインします。

0-3、アカウント情報を入力してログインする
0-4、アカウントへのアクセスを許可し、「Continue」をクリック
0-5、「同意する」にチェックを入れる
0-6、オリジナルのアドレスを入力して、「決定」する

好きなアドレスを英数字で入力し、「決定」を押せば配信者としてどねるを利用できるようになります。

ちなみに、このオリジナルのアドレスは、「どねアドレス」と呼ばれ、投げ銭受け付け用のアドレスとなります。アドレスは変更可能ですが、3か月に1回しか変更できませんのでご注意ください。

手順1、OBSの「設定」にFacebook Liveのストリームキーを登録する

1-1、OBSを起動し、「設定」をタップ
1-2、「配信」タブから、Facebook Liveを選択し、ストリームキーを取得をタップ

設定画面の左の「配信」タブをクリックし、サービス項目から「Facebook Live」を選択。「ストリームキーを取得」ボタンが出たらクリックします。

1-3、Facebookの「ストリームキー」を取得する

FacebookのLive Producerというページにアクセスされるので、「ストリームキーを取得」をクリックします。(Facebookにログインしていない方はログインが必要です)

下へスクロールすると、ストリームキーの項目がありますので、「コピー」ボタンを押してコピーします。

1-4、OBSの設定画面でストリームキーを入力

OBSの設定画面にもどり「ストリームキー」の項目にたったいまコピーした「ストリームキー」をペーストし、画面下部の「OK」ボタンをクリックします。

手順2、OBSで「配信画面」をつくる

続いて、実際に配信する画面を作成していきます。今回は、2つのレイヤーをつくります。1レイヤーめは、ノートパソコンのカメラからの映像で、2レイヤーめとして「どねる」の通知です。こうすることで投げ銭があった際、ノートパソコンのカメラからの映像に、どねるの通知が重ねて表示されるようになります。

2-1、OBSに「カメラ」を追加する

OBSの「ソース」項目にある「+」ボタンをクリックします。

その中から「映像キャプチャデバイス」をクリックします。

「デバイス」項目から、利用したいカメラを選択して「OK」をクリックします。

※当記事では、Windowsのノートパソコンに搭載されている「Microsoft Camera Front」を選んでいますが、使用するパソコンによって表示されるカメラの名前はそれぞれ異なります。外部カメラを利用したい方はもちろんその外部カメラの名前を選択してください。

2-2、OBSに「どねるの通知(Alert Box)」を追加する

さきほどカメラを追加したのと同様に、今度は「どねるの通知」を追加します。ソースの「+」ボタンをクリックし、「ブラウザ」を選択します。

どねるのダッシュボードのサイドメニューの「Alert Box」をクリックし、「オーバーレイ」の「Clickするとアドレスが表示されます」をクリックします。

すると、アドレスが表示されるので、そのアドレスをコピーしてください。

ふたたびOBSに戻り、「ブラウザのプロパティ」画面の「URL」の欄に、どねるのAlert Boxのアドレスをペーストし、「OK」クリックします。

2-3、2つのレイヤーの順序を確認

これで、「映像キャプチャデバイス」と「ブラウザ」がソースとして追加されました。この時、「ブラウザ」が「映像キャプチャデバイス」よりも上のレイヤーとして表示されていることを確認してください。もし「ブラウザ」が下になっている場合は、「ブラウザ」をドラッグして、「映像キャプチャデバイス」の上になるように移動しましょう。※「ブラウザ」が下になっていると、Alert Boxが隠れてしまって画面上で見えなくなってしまうため。

手順3、「投げ銭」のテストをしてみよう。

この状態で、投げ銭の通知が表示されるかをテストしてみましょう。

3-1、「どねテスト」を実行する

どねるのダッシュボードのサイドメニュー「Alert Box」から、「通知テスト」ボタンをクリックし、その中の「どねテスト」をクリックします。

3-2、OBS側にどねるの通知が出ることを確認

「どねテスト」をクリックしたあと、すぐにOBS画面を確認します。すると上記のように「Doneruさんが500円をどねしました!」という通知が来ます。

もし、通知が表示されない方は、もう一度、当記事の手順2-2から設定をやりなおしてみてください。もしかしたら、「ソース」上でブラウザよりもカメラのほうが手前にきてしまっているせいで、どねるの通知が表に見えていない可能性などがあります。

手順4、配信を開始しよう(ここから!)

準備ができたら配信を開始しましょう。

4-1、OBS画面の「配信開始」をクリック

OBS画面の右側にある「配信開始」をクリックします。

4-2、Facebook Liveの「タイトル」と「説明」を入力し、ライブ配信を開始する

次はさきほどのFacebook Live Producerの画面で「タイトル」と「説明」に必要情報を入力します。

このとき、「説明」欄に投げ銭用のリンクを記載してあげましょう。投げ銭用のリンクはどねるのダッシュボードから取得可能です。

どねるのダッシュボードのサイドメニュー「どね管理」から「どね設定」を開きます。そこに表示される「どねアドレス」をコピーしましょう。

再びFacebook Liveの画面に戻り、タイトルに配信のタイトルを、説明欄に「どねアドレス」を記載し、「ライブ配信を開始」をクリックします。

4-3、ライブ配信が開始されました

これでライブ配信が開始されました。

左側のコメント欄の上には「タイトル」と「説明」が表示されますので、ライブ配信を見てくださる視聴者の方には、投げ銭用のリンクが常に目に入るようになります。

投げ銭用リンクをコメント欄に固定する方法も

ちなみに、説明欄でなく「コメント」を固定表示して、投げ銭用リンクを表示させる方法もあります。

まずはコメントとして、投げ銭のリンクを投稿します。その後、投稿したコメントの「・・・」のメニューから「コメントを固定する」をクリック。

するとそのコメントが常時固定されますので、コメントのやりとりにより近いところで投げ銭用のリンクをアピールすることができます。

ライブ配信の終了の仕方

1、Facebook上でライブ動画を終了する

ライブ配信を終了するには、まずはFacebook上で「ライブ動画を終了する」をクリックします。

すると、上記の確認画面がでてきますので「終了」をクリックしましょう。

これでライブ配信は終了です。

なお、ライブ配信をアーカイブとして残したくない場合は、このあとの画面でアーカイブを残さないように削除処理をしましょう。

2、OBSでライブ配信を終了する

続いて、OBS画面側の「配信終了」をクリックします。

これで、ライブ配信の終了作業は全て完了です。

ご注意:投げ銭ネームは、Facebookの名前と必ずしも一致しない

どねるで投げ銭をするユーザ(視聴者としてどねるにログインするユーザ)は、Google、Twitter、Twitchのいずれかでログインすることになります。

残念ながらFacebookでのログインが設けられていないため、投げ銭をしてもらえた際に、その人の投げ銭ネームが、Facebookの氏名と必ずしも一致するとは限りません。

せっかくサロンメンバーさんが投げ銭をしてくれても、どの方からいただいたかを判別しにくいため、投げ銭を利用してくださる方へは「どねるでの名前は、極力Facebookの名前、もしくはそれに近しい名前」で設定いただくようにアナウンスされるのが望ましいかと思います。

とはいえ、Facebook Live上でも気軽に投げ銭を利用できるようになるのがこの「どねる」です。最初の設定が少しハードルが高いかも知れませんが、実際に慣れてしまえば難なく開始できますので、ユーザさんとのコミュニケーションで投げ銭を取り入れてみたいという方はぜひ当記事を参考に挑戦してみてください。


関連した記事